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劇場に詩が響き渡る。
そこは、加藤道夫の魂に触れる舞台。
「生きることよりも 死ぬことよりも もっともっと大切なことを!」
戦地に赴く直前の日々心血を注いで「なよたけ」を書き上げた
「心豊かに!貧しくも、心豊かに! 」
そうして見出した彼岸の秩序における己の実存。それは此岸を越えうる存在としての 詩人の魂―
戦地で地獄を見ながら生きて帰ってもなお、いやだからこそ、加藤道夫氏は演劇に詩を求めてやまなかった。
演劇の理想に生き、殉じた、その魂を風化させないために。
演劇に詩を
詩魂を育むために
劇は詩でなければ
演劇人は詩人でなければ
世界に詩を
詩魂を育むために
劇詩人加藤道夫が殉じた理想を掲げ、劇詩人加藤道夫企画は始まりました。NPO創造集団シアターコレクティブと連動しながら、加藤道夫氏の志を師と仰ぐ大先輩、三谷昇、川辺久造両氏を迎え、詩の響く劇場を目指します。

 

2004年劇詩人加藤道夫第一回企画「襤褸(ボロ)と宝石」山本健翔演出 於シアターX(カイ)

2004年劇詩人加藤道夫第一回企画「襤褸(ボロ)と宝石」山本健翔演出 於シアターX(カイ)

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2011年劇詩人劇詩人加藤道夫第四回企画劇詩交響 「2キレのパンあれば・・・」 山本健翔演出 於シアターX(カイ)

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2011年劇詩人劇詩人加藤道夫第四回企画劇詩交響 「2キレのパンあれば・・・」 山本健翔演出 於シアターX(カイ)

芸術創造集団シアターコレクティブ  劇詩人加藤道夫第四回企画
劇詩交響 「2キレのパンあれば・・・」
6月3日(金)~5日(日)
劇場 : シアターX


加藤道夫さんの「劇場に詩を」という理想に共鳴し、劇詩交響としてはじまったシアターコレクティブ。昨年は加藤さんの作品の朗読コンサートを開催してきましたが、さらに古今東西の詩にふれていこうと、昨年8月以来『詩の教室』と称し、それぞれが選んだ詩を一篇ずつ毎回朗読しては、三谷昇さん、川辺久造さん、山本健翔が感想を述べ、三谷さん、川辺さん、山本も詩を披露するということを続けてまいりました。
朗読コンサートを続ける中でその理想に共感した人たちによる教室のメンバー、俳優にとどまらず、小学校の校長先生だった人、保健の先生だった人、商社マンだった人、さまざまな人たちが、選ぶところからはじまっている詩の体験を通して、毎回新鮮な驚きを共有する場になりました。そこで、これまでもちよった詩と、さらに震災をへて、今選ぶとしたらどんな言葉なのか、そんな詩を構成したコンサートを開催したいと思います。
言葉を失う現状の中で、あらためて言葉にならない思いを結晶させる詩のちからに望みを見出すような場としての、詩の劇場をつくりたいと思います。


出演 三谷昇 川辺久造 山本健翔 宮絢子 浅田良子 ささいけい子 石倉倫子
藤井勝利 齊藤拓 都筑直美 前田暁彦 藤田未来 荻原明子 室井茉里奈 饗庭さやか 岡野愛 奥野友理奈 板橋麗奈
協力 久行敬子
構成・演出 山本健翔

 


芸術創造集団シアターコレクティブ  劇詩人加藤道夫第五回企画
賢治交響
2012年1月5日(水)~
劇場 : シアターX
出演 三谷昇 川辺久造 山本健翔 宮絢子 浅田良子 ささいけい子 石倉倫子
齊藤拓 藤田未来 都筑直美 前田暁彦 荻原明子 室井茉里奈 岡野愛 奥野友理奈 板橋麗奈 佐久間隆行 八木圭祐 府川えりか 川口倫裕 途中慎吾
構成・演出 山本健翔

 


NPO法人芸術創造集団シアターコレクティブ主催  劇詩人加藤道夫第六回企画
第10回シアターX国際舞台芸術祭2012参加作品
賢治交響 「銀河鉄道の夜 ―博士の45分―」
2012年6月21日(木)19時開演
劇場 : シアターX 料金:1,000円(全席自由)


生きることよりも
死ぬことよりも
もっともっと大切なことを!
と、戦地に赴く直前の日々心血を注いで「なよたけ」を書き上げた加藤道夫氏。
心豊かに! 貧しくも、心豊かに!
そうして見出した彼岸の秩序における己の実存。
それは此岸を越えうる存在としての詩人の魂―
戦地で地獄を見ながら生きて帰ってもなお
いやだからこそ
加藤道夫氏は演劇に詩を求めてやまなかった。
演劇の理想に生き、殉じた加藤道夫氏。
その魂を風化させないために・・・。
こうして劇詩人加藤道夫企画ははじまり、さらに、劇詩交響としてはじまったシアターコレクティブでは加藤さんの作品の朗読コンサートを開催してきましたが、 さらに古今東西の詩にふれていこうと、昨年8月以来『詩の教室』と称し、それぞれが選んだ詩を一篇ずつ毎回朗読しては、三谷昇さん、川辺久造さん、山本健翔が感想を述べ、三谷さん、川辺さん、山本も詩を披露するということを続けてまいりました。
加藤氏の理想に共感した人たちによる教室のメンバーは、俳優にとどまらず、小学校の校長先生だった人、保健の先生だった人、商社マンだった人、さまざまな人たちが、選ぶところからはじまっている詩の体験を通して、毎回新鮮な驚きを共有する場になりました。
震災後の言葉を失う現状の中で、あらためて言葉にならない思いを結晶させる詩のちからに望みを見出すような場としての、詩の劇場をつくりたいと考えています。
さて、その詩の劇場、今回は前回に続き宮澤賢治と響き合います。賢治のような指揮者がタクトならぬ、ペンを振ると、交響楽団よろしく言葉がさまざまに語られるというスタイルで、 「銀河鉄道の夜」を奏でます。楽器のない楽団の作曲は賢治作曲「星めぐりの歌」をもとにさまざまな変奏をユダヤの民である作曲家ロネン・シャピラ氏が作ります。 45分という時間はカムパネルラのお父さんの博士が我が子を捜索する人たちに、「もう駄目です」と、その打ち切りを「きっぱり」と云う長さ。 その時の間をジョバンニとカムパネルラの銀河鉄道が走ってゆきます。
山本健翔


原作 宮澤賢治
構成・演出・出演 山本健翔
作曲 ロネン・シャピラ
企画協力 三谷昇 川辺久造
出演 三谷昇 川辺久造 佐藤みたま ささいけい子 椿留美子 藤田未来 都筑直美
室井茉里奈 宮絢子 浅田良子 藤井勝利 佐久間隆行 齊藤拓 川原田瑞子 荻原明子
岡 野愛 奥野友理奈 布川えりか 饗場さやか 吉田恵理子

 

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